東日本大震災チャリティ 土田英順チェロコンサート

土田英順さんを聴く会

日本フィル・新日本フィル・札幌交響楽団で首席を務め、現在はフリー奏者として活躍するチェリスト土田英順さんは、震災直後から7年にわたり被災地支援のコンサートを各地で続けておられます。札幌時代にお世話になった土田氏を、東京・神奈川にもぜひお招きしたいと「土田英順さんを聴く会」を設立いたしました。みなさまのご協力のお蔭で5月にホームコンサートを含めて8回のコンサートを開催することになりました。
素晴らしい音楽とお話を通して、皆様と一緒に、少しでも被災地の方々に思いを寄せる時となりますように願っています。
(2018年3月 「土田英順さんを聴く会」代表 細川)

土田英順(チェロ)

日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。ボストン響およびボストン・ポップスでも演奏。現在は、ソリストとして活躍。道内各地での「東日本大震災チャリティチェロコンサート」は、昨年末で382回。被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主の友人達の思いによって、ボロボロになったチェロを譲り受け、見事に蘇らせました。チェロの音色が天国まで届く事を願いながら、今日も被災したチェロを奏でます。2012 年 12月、自ら「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」を開設。基金は被災地の 子ども達のために使われています。2017年、「公益財団法人 ソロプチミスト日本財団」から「千嘉代子賞」を受賞。活動記録はブログ「ボストンバックにチェロと 酒」をご覧ください。

北矢由美(ピアノ)

愛媛大学特別音楽課程卒業。東京学芸大学大学院及びドイツ国立カールスルーエ音楽大学特別演奏コース修了。在学中、ウィーン楽友協会大ホール、ブダペストでのコンサートに出演。卒業後、プロ合唱団日本合唱協会専属ピアニストとして全国各地の学校コンサートに出演した。現在は独唱、合唱、器楽等のアンサンブルピアニストとして様々なコンサートに出演している。また、これまで東京、愛媛、カールスルーエで度々リサイタルを開催し、音楽誌上で「ツボを得た表現力と女性らしいしなやかな雰囲気を持つ華のあるピアニスト」「ダイナミックな表現が魅力的」等と評された。東洋英和女学院大学ピアノ教員。

末次かおり(オルガン)

洗足学園器楽科オルガン専攻科卒業。ソロ活動の他、横浜クリスチャンクワイヤ、リコーフィルハーモニー、東京管弦楽団等と共演。聖望学園、横須賀学院を経て現在関東学院中学校高等学校にて講師を務める。1975年より日本キリスト教団横須賀小川町教会オルガニスト。1990年より日本キリスト教団生田教会オルガニスト。日本オルガニスト協会会員。日本オルガン研究会会員。
※ 今回のシリーズではサレジオ学院、ホームコンサート、茅ヶ崎平和教会で伴奏を担当。

inserted by FC2 system